雪に強いガレージテントはどれ?積雪地域での選び方

冬のシーズン、雪のことも心配です。

ガレージテントって雪対策に
万全なアイテムなのでしょうか。 

結論を言えば、ガレージテントは
充分雪にだって持ちこたえてくれます。

とはいうものの、どんな積雪でも持ちこたえて
くれるのかと言えばそれもそうではありません。

ガレージテントは
カーポートと比較してもより簡易型ガレージで
あるため不安要素は少なからずあります。

ですからガレージテントがどの程度雪に
持ちこたえてくれるか、どのような構造なのか
おおまかな基礎を知ることも大事ですし
雪が降れば雪対策も必要です。 

今回は、雪対策とともに
その中でも選ばれるべきガレージテントを紹介します。

積雪による倒壊リスク

冬になれば、やっぱり心配な問題は、雪ですよね。

雪深い地域はもちろんのこと
最近では関東圏などそれ程雪に馴染みのない地域でも
豪雪が降ることも珍しいことではありません。

積雪で、お家や、従来のガレージだって
倒壊のリスクがある訳ですから
ガレージテントにはより雪対策が必要です。

従来のガレージだって
積雪の重みで潰れることがあります。

旧式のガレージであったり
適切な実装のない構造物であれば
雪に耐えきれずに崩壊するでしょう。

こんなサラサラとした雪が
構造物に被害を及ぼすことがあるはずはない……。

そんな考えは、浅はかと言わざるを得ません!

また、雪って、時間が経つにつれて
状態が変化していくものなのです。

積もっている時間が長ければ
上から圧縮が起こり密度が高まり
より重たくなってしまうのです。

雪の種類

「雪比重」とは、雪がどの程度圧縮されているかを
示す値で、雪の重さを表すために使われます。

積もったばかりの「新雪」は
最も軽く雪比重は0.3です。

次に軽いのは「締雪(しまりゆき)」です。

降り積もることで
若干圧縮された状態となり雪比重は0.5です。

そして、最も重たい雪が、一度とけた雪が
もう一度氷結し、多くの氷の粒が集まった
「粗目雪(ざらめゆき)」で、雪比重は0.7です。

カーポートの場合

カーポートには雪国で使われることを
想定し作られたタイプもあります。

例えば、強さに応じて

  • 一般地域対応タイプ
  • 積雪地域対応タイプ
  • 豪雪地域対応タイプ

と分かれていたりします。

 一般地域対応タイプの場合。

基本的に雪が少なく
おおかた何日も降り続くことがない地域で
使用されるタイプです。

この場合、耐積雪荷重は61.2kg/㎡となり
20cm程度の新雪まで安全に使うことができます。

締雪の場合は12cmまで、粗目雪は8cmまでです。

ただし、そのような地域でも
大雪で規定の高さを超えてしまう可能性があるので
雪対策に雪下ろしが必須です。

 積雪地域対応タイプの場合。

一般地域用のものと比較して
柱や梁が太めに作られています。

また、柱の本数も一般地域用と比較して多い場合もあり
雪の重さに対する頑丈さは増しています。

関東北部の山間部であったり、東北南部など
やや雪の多い地域の方々が使用しています。

耐積雪量は30~50㎝ほどで
耐積雪荷重は、61.2kg/㎡~91.8kg/㎡。

締雪の場合、耐積雪量は18cm~30cm。
粗目雪の場合12cm~21cmです。

豪雪地域対応タイプの場合。

豪雪地域対応タイプの場合
耐積雪量が100㎝から最大で200㎝にも
耐えられる作りになっています。

相当な重さに耐えられる強度が必要なため
10本あたりの柱を持つ構造もあり

屋根も一般的に使われるポリカーボネートではなく
耐積雪性能に高い金属の板を波型に折ったものが
使われている(折板(せっぱん)と言います)
ケースが多く見られます。

耐積雪荷重は、305.8kg/㎡~612.2kg/㎡。

締雪の場合、耐積雪量は60cm~120cm。
粗目雪の場合、42cm~85cmです。

実際問題、カーポートは
ガレージと比較して耐久性は弱いとされていますが。

このような頑丈なカーポートも販売されています。

ガレージテントと
カーポートどっちが雪に強い?

大事なクルマを守るために
ガレージテントを選ぶ方々も最近増えています。

ガレージテントは、気軽に設置することができて
費用もいたってリーズナブル。

とても経済的で、かつフレキシブルな選択です。

限られた敷地内で追加の駐車スペースでの保管場所
として、また、バイクを保管するのにも
ガレージテントは有効的に活用することができます。

このガレージテントだって雪の重さに耐えられる
高強度設計をしているのですが、それでも
カーポートと比較して下だと言わざるを得ません。

ガレージテントは、簡易型ガレージであるため
よりどの程度の雪まで耐えることができるのか
知ることが必要であり、また、雪対策の備えが
必要です。

まずは、みなさんが住んでいらっしゃる場所が
どれだけの積雪量なのかを把握することが大事ですね。

耐雪仕様を見分けるポイント

高密度ポリエチレン180gsm採用し、防水・UVカット・高耐久PE素材の特長を紹介。雨や紫外線から車や収納物をしっかり守る設計で、長期間使用しても劣化しにくい。耐久性・防水性・UVカット性能に優れたカバー素材を使用した屋外用ガレージテント。

ガレージテントの耐雪性は
長期使用を考える上でとても大事なポイントです。

ガレージテントの主となる構成要素である
シートの素材とパイプ構造に注目しましょう。

シート素材は、ポリエステルであったり
PVC(ポリ塩化ビニル)が一般的です。

ガレージテントのパイプには通常であれば
スチールやアルミニウムが使用されています。

スチールは強度が高く、雪対策にも適しています。 

構造面に目を向ければ、パイプの接合部であったり
補強材の配置にも注目する必要があります。

補強材が適切に配置されているものであれば
より高い耐雪性を期待することができます。 

雪下ろし・補強方法

ある程度の雪が降れば
ガレージテントもお家の屋根と同じようにして
定期的に雪下ろしをしましょう。

ガレージテントの屋根に積もった雪が
自然に落下して人を怪我をさせてしまう
危険もあります。

雪下ろし棒や、脚立なども用意しておくと
いいでしょう。

ガレージの雪対策では
屋根にホースなど使って水かけをし
溶かす方がいらっしゃるようですが。

妥当な雪対策であるかのように見えるのですが。

実はこの方法
水を含み雪の重みが増してしまって
より潰れる危険があるため注意が必要です。

また、水分を多く含んだ雪は
重量が増すだけでなく、凍結することによって
雪下ろしが難しくなるため、雪の質も考慮して
雪下ろしのタイミングを計画する必要があります。

それ以前にできるだけ雪が
ちょっと積もった程度で
マメに雪を下ろす姿勢が理想です。

やクルマが錆つく原因になることがあります。

補強パーツがあっても
豪雪地帯はしんどい?

ガレージテントに
補強するためのパーツなどが
付いているとより安心感は増すことでしょう。

それでも補強パーツがあったとしても
豪雪地帯などではガレージテントは雪には
耐えられないので別の対策が必要です。

雪被害を最小限に抑えるには
定期的なメンテナンスも大事です。

環境や使用状況によっては修繕が
必要なときもあります。 

  • 10年以上経過している
  • ちょっとだけ雨漏りがある
  • 生地がバリバリした感じがある
  • 亀裂が発生している……

そのような状態は
シートの張替えのタイミングです。

パイプも、

  • 経年劣化
  • 錆びている
  • 接続部が破損
  • 傾きやぎらつきがある

状態であれば
そろそろガレージテントの買い替えの
タイミングであるのかもしれません。

株式会社末広工業のガレージテント
ALL GUARD 3×6m

自動車1台用のオールガードガレージテント。大型バイクなどに対応するオールガードスクエアのバイクガレージテント。自転車や原付用にオールガードミニのサイクルハウス。イベントテントや休憩所にオールガードライトのイベントテント等、充実のラインナップがございます。

株式会社末広工業の販売している
ガレージテントALL GUARD 3×6mは、

  • パイプの脚数 8本 直径38mm
  • 高密度のポリエチレン180gsmのシート

の素材が使用されています。

高密度のポリエチレン180gsmは
耐久性があり、防水、UVカット機能のあるシートです。

パイプもこの程度のものであれば
充分に街の雪には耐えてくれることでしょう。

パイプを補強することも可能
シートは、破損すれば交換することができます!

まとめ

いかがでしょうか。

ガレージテントを購入される前には
実際にガレージテントがどのようなものであるのか
正しい知識をもつ必要があります。

そうでないとガレージテントのメリットも
充分に活かしきれないことになります。

ガレージテントは、充分、雪にも持ちこたえることが
できる耐久性があると言われています。

それは事実として受け止めていいでしょう。

ただし、ガレージテントが
豪雪地帯の猛吹雪にずっと耐えられるのか
といえばそうではありません。

雪下ろしも必要ですし
バラして撤退する行動もとても大事です。

ガレージテントは、バラすのも簡単なので
天気予報をチェックしてヤバいと思えば
解体するという流れを覚えるといいでしょう!

また、ガレージテントが
充分に雪に持ちこたえるために
どのメーカーのガレージテントを買うか
ということも大事なポイントです。

  • そのガレージテントは
    耐久性はどの程度でしょうか。
  • どのような素材が使用されているのでしょうか。
  • そのガレージテントは
    補強することができるでしょうか。

おすすめは、株式会社末広工業の
ガレージテントALL GUARDです。

ただし。あくまでもガレージテントは
簡易型構造物であるため油断は禁物です。

万全な雪対策を行うようにしてください。

株式会社末広工業は
丁寧で、迅速なお客様サポートにも力を入れています。

冬のシーズンに向かい、ちょっと不安……。

そのような方々は
まずは、気軽にこちらでご質問ください。

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