ガレージテントは
常にその状態を維持できるわけではなく
劣化などによってテント部分が破れてしまいます。
破れたテントは交換する方法もありますが
自分で補修して再度利用する方法もあります。
テントを補修する際には何が必要なのか
事前に知っておくことが重要です。
今回は破れたガレージテントを補修する方法に
ついて部材選びや補修手順を解説していきます。
ガレージテントで
よくある破損箇所

ガレージテントで破損してしまう個所としては
次の部分があります。
- 屋根部分のテント部分破損
- 側面のテント部分破損
特に多いのが屋根部分の破損であり
次の影響を受けて破損するケースが見られます。
- 雨風にさらされることによる経年劣化
- 自然災害による物理的な破損
- 重みに耐えられずテントが破れる
テントは丈夫に作られているものが多いものの
経年劣化によって破れやすくなってしまうことから
放置していると破損してしまいます。
また、自然災害には耐えられないため
飛んできた石や大量の雨によってテントが
破れるという事例があります。
他にも雪の降りやすい地域の場合
雪の重みに耐えられなくなり
テントが破れることもあるため注意が必要です。

弊社が販売しているガレージテントの場合
高耐久のポリエチレンを採用していますが
劣化によって破れる可能性はあります。
また、自然災害に
耐えられない可能性があることから
どれだけ丈夫なテントを使ったとしても
何らかの問題で破れることは理解しておきましょう。
テントが破れてしまった場合は
自分で補修する、または代わりのテントを
調達して張り直すという方法があります。
ガレージテントのDIY補修手順
ガレージテントが破れて使えなくなって
しまった場合、補修する方法を覚えておけば
一時的にですが元の状態に戻せるようになります。
DIYによる補修を検討している場合は
まず状態をチェックして
次の状況であるか確認しておきましょう。
- 小さい穴が空いている程度の破損である
- 破れている範囲が小さい
大きな破損はDIYによる補修を行っても厳しい
ため、小さい破損に対して補修する形を取るように
してください。
ここからは
ガレージテントの補修手順を解説していきます。
補修箇所を乾かす
最初に補修箇所を乾かしてください。
濡れている状態では
テープは貼り付けられないため
乾かしてから作業します。
乾いた状態にすると同時に、現時点で
破損している箇所の大きさを見ておきましょう。
あまりにも大きな穴が空いている場合は
補修ではなく交換を選ぶ方法もあります。
補修する部分と
同じ長さにテープをカット
テント専用の補修テープが売られていますので
補修用のテープをカットします。
テープは補修する大きさに合わせて調整するのが
おすすめで、あまり長く切らないほうがいいです。
事前に長さを確認しておけば
短く切りすぎるような問題もありません。
同じ長さにカットした後
補修する場所に貼り付けていきます。
補修部分にテープを貼り付ける
補修部分にテープを貼り付けて
破れているところを密着させていきます。
穴が空いている場合は
穴を全てテープで埋めるような形で
貼り付けるのがおすすめです。
破れている場所は綺麗に揃えて貼り付けておかないと
雨漏りなどが起こるので注意してください。
綺麗にテープを貼り付けた後は
密着させる作業を行います。
テープを密着させて完成
テープを密着させて
完全に固定できれば完成です。
テープが密着できないと後から剝がれてしまい
また破損する原因になります。
しっかり押し付けて
剥がれないようにするのがポイントです。
後はテントを元通りにして
再びガレージテントが使える状態にしておきましょう。
テント部分の
交換が必要なケース

DIYでも補修できると説明しましたが
軽度な損傷であれば直せるという意味です。
テント部分に重大な破損が見られる場合は
テント部分を全て交換しなければなりません。
主に交換が必要となる事例は
次の状態と判断される場合です。
- テントの穴が大きすぎて修復できない場合
- テントに大きな破れが生じており
テープでは修復できない場合
テントに大きな穴が開いている場合
テープを貼り付けても穴が埋まらないことから
テント部分を交換したほうが安全です。
また、破れている場合も修復できるか確認し
明らかに破れ方が酷い場合はテントごと交換
したほうが安心できます。
テントの破れ方がどうしても大きくなっている
または劣化して全体的に弱くなっているイメージが
ある場合は、新しいものに交換しましょう。
新しいものを手に入れて交換すれば
テントの状態は改善することから
再び安心してガレージテントを使えます。
補修部材の選び方

補修部材を選ぶ際には
次のポイントをしっかり押さえましょう。
- テント専用の補修部材であるか確認する
- 粘着力が強力なテープなのか確認する
- 使い方が簡単なものか確認する
テントの補修部材は多数販売されているのですが
ガレージテントは一般的なテントよりも強度が求め
られることから、補修部材は専用の商品を購入すべき
です。
また、粘着力が強力なテープを購入しておかないと
戻した時にテープが取れてしまい、補修のやり直しが
起きてしまいます。
補修部材はガレージテント専用
またはテント倉庫用に販売されているものを選び
粘着力の高さも踏まえて選ぶのがおすすめです。
後は使い方を調べて
より使いやすい形式で補修できるものに
しておけば、初心者も安心して補修できます。
弊社での補修サポート案内
弊社ではガレージテントが破損した場合に備えて
交換用の幕を販売しています。
交換用の幕はパーツごとに
準備しておりますので、破損した部分だけ
購入していただければすぐ修理できます。

既製品の場合は、該当するサイズのものを購入
してもらい、必要な部分に取り付けてもらえば
ガレージテントを同じ状態に戻せます。
画像は一番大きなサイズのガレージテント
ですが、小さいサイズにも対応していますので
必要なサイズを購入していただければ問題ありません。
なお、側面部分は1枚のみの価格となりますので
両側の側面を交換する場合は2枚購入していただく
必要があります。

一方で、オーダーメイド品は
サイズが変わってしまうことから
既製品による修理ができない場合もございます。
オーダーメイド品の破損が起きた場合には
相談フォームから問い合わせていただければ
修理する方法について提案することが可能です。
また、交換幕のオーダーメイドも相談できますので
こちらもご相談フォームを利用していただければ
新しいものが手に入ります。
既製品は一般的な交換幕を利用していただき
オーダーメイド品は問い合わせをしていただければ
順次対応していきます。

テントの交換が必要となる場合は
該当のパーツを取り外してもらい
新しいものを取り付けていただければ
簡単に修理できます。
交換用の製品は、取り換えるだけで
元通りになりますので
短時間で修理することが可能です。
微々たる破損はDIYで直していただいても大丈夫
ですが、より安心してガレージテントを使いたいと
考えている場合は、交換用の幕を購入してください。
特に屋根部分は少しの破れが
大きな影響を及ぼす可能性もありますので
DIY修理ができない時は新しいものを購入する
ことをおすすめします。